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遺産分割協議書の作成

遺産分割協議により、誰がどれだけの財産を相続するのかがまとまったら、決まったことを遺産分割協議書に書き込んでいくことになります。

遺産分割協議書は、特に決まった書式はありません。wordなどで自由に作成してしまってかまいません。

ただ、最低でも相続手続きが完全に終わるまで、できれば相続手続きが終わった後も、数年は保管しておく必要が求められますから、紙はある程度上質のものを利用するようにしたいものです。



遺産分割協議書の作成のポイント
1、被相続人は誰か。

まずは、今回、誰の遺産の遺産分割を行うのかを明確にしなければなりません。被相続人の名前、生年月日、死亡した日時を記載するようにしましょう。


2、相続人は誰か。

今回の相続で相続人になるのは誰なのか記載しましょう。相続人の続柄、氏名、生年月日を正確に記載していきます。


3、相続財産は何か。

今回の相続手続きの対象となる相続財産がどれだけあるのかを記載します。財産目録を作っている場合は、「別添、財産目録の通りである。」と記載して、遺産分割協議書の最後に綴じてしまってかまいません。


4、遺産の記載を正確に!

遺産分割協議書を作成する場合は、誰が見ても、どの財産のことが分かるように書くことが大切です。

作成した遺産分割協議書は、相続人のあいただけでの覚書ではありません。遺産分割協議書に基づいて、不動産登記手続き、銀行預金、郵便貯金の名義変更などを行っていくわけですから、役所の人や窓口の人でも分かるように書かなければなりません。

具体的には、

・土地や建物・・・所在、地番、地目、地積等を具体的に記載します。登記簿や固定資産税 納税通知書等を見ながら、正確に記載するようにしましょう。

(例)
1、土地
 所在 東京都千代田区九段南
 地番 1番1
 地目 宅地
 地積 200.34平方メートル

2、建物
 所在 上記同所3番地
 家屋番号 ○○番
 種類 居宅
 構造 木造瓦葺2階建
 床面積  1階 100.58平方メートル
       2階 68.58平方メートル

・銀行・郵便預金・・・口座番号まで正確に書いて特定できるようにします。銀行の人が分かるように書きましょう。

(例)
株式会社ゼット銀行千代田支店 総合口座通帳 普通預金 口座番号 1234567の全額


5、銀行預金・郵便貯金を分ける場合は代表で払い戻しを受ける人を決めよう

一つの銀行預金・郵便貯金を複数の相続人で分ける場合は、できれば、代表で払い戻しを受ける人を決めておいた方がいいです。
具体的には、「株式会社ゼット銀行千代田支店 総合口座通帳 普通預金 口座番号 1234567の預金については、○○が代表して払い戻しを受けた上で、各相続人に分配するものとする。」という記載があると便利です。
平日、銀行や郵便局にいける方を代表に選んでおくとよいでしょう。


6、遺産の記載漏れに対応するために

遺産分割協議が終わった後で、他にも財産があることが判明することもあります。そのような場合は、どうするかを決めておくとよいでしょう。
具体的には、「その他、当遺産分割協議書に記載のない一切の財産は○○が取得する。」と記載しておくとよいです。
もしも、記載がない場合は、他にも財産が見つかった場合には、改めて、遺産分割協議を行わなければならないので面倒です。


7、署名・実印の捺印

遺産分割協議書の本文は、ワープロ書きでかまいません。しかし、署名だけは、必ず、相続人全員が自署した上で、印鑑登録してある実印を捺印します。
そして、相続人全員の印鑑証明書を添付することで、遺産分割協議書が完成します。


8、相続人の数だけ遺産分割協議書を作っておこう

遺産分割協議書は、一つだけではだめです。基本的に相続人一人に一ついきわたるようにすることが基本です。
署名の欄だけ、空白にして、必要枚数をコピーした上で、全部の遺産分割協議書に、相続人全員で署名・実印の捺印を行い、相続人全員の印鑑証明書を添付するようにしましょう。したがって、印鑑証明書も、相続人の数だけ必要になります。
一人一つ持っていれば、相続人がそれぞれ自分が受け継ぐ相続財産について相続手続きをしやすくなります。


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